「ブラック企業で働くことは本当に辛い」です。
これは働いた経験のある人だけが言える言葉です。
かつて私もブラック企業におり、そこではブラック上司に遭遇し、パワハラにあったりと散々でした。
やってもいないミスで怒られたり、意味もなく怒号が聞こえたり…これはブラック企業に勤めている人しかわかりませんよね。
もしかしたら私よりももっとヒドい人がいるのかもしれませんが。
私がブラック企業に勤めて、1つ分かったことは「ブラック企業はただ辛い、精神を消耗するだけ」ということです。
もし今ブラック企業で働き「この会社にいるのが本当に辛い」と思ったら転職は絶対に選択肢に入れておきましょう。
日本には約380万社も企業がありますから、まともな企業や今よりも良い企業はたくさんあります。
ブラック企業で働くと「本当に辛い」だけで良いことが無い
ブラック企業で働いていてもほぼ良いことはなく「辛い」思いをするだけで、唯一、会社員として良いことは「職歴が付く」ことくらいです。
むしろ、ほとんどの人は「サービス残業や休日出勤」といった搾取や「パワハラやセクハラ」といったモラルハザードをされて、損失を被っています。
私もブラック企業に勤めていましたが、ブラック企業は本当に消耗するだけです。
朝会社に行けば机の目の前にブラック上司が待ち構えていますし、ネチネチと小言を言われて、部下が帰りが一緒にならないように残業をしていても空気を読まずに一緒に帰宅しようとします。
私は幸いにもまだ大丈夫でしたが、メンタルが弱い方や神経質な方はうつ病などの病気になったりするでしょう。
本当にブラック企業は「百害あって一利なし」と言えます。
辛いブラック企業のタイプは大きく分けて「3つ」
みなさんすでに辛い思いをしていると思いますが、ブラック企業にも色んなタイプがあり同じ「辛さ」でもやや種類が違います。
主にどんな「辛さ」があるのか、少し紹介します。
《金欠ブラック》月給手取り14万円、一人暮らしもままならない
私が居た会社がこのタイプです。
月給が少なく、一人暮らしも自由に使えるお金がありませんでした。
この月給が少ないタイプでは、本当に悲しくなります。
お金がないと自由に使えるものも限られるので、財布や預金通帳を見ても虚しいかぎりです。
もし今ブラック企業で働いている方は、月給が最低賃金を下回っていないか、しっかりと確認して見た方が良いですよ。
最低賃金を下回っているブラック企業もまだまだありますから、そういった企業は辞められた方が良いでしょう。
《パワハラ・セクハラブラック》まさにブラック上司
私が居た会社がこのタイプです。(笑)
偶然、出会った職場に居たブラック上司がパワハラをする人間でした。
このタイプのブラック企業だと本当に出社することが嫌になります。
特に嫌いな上司がすぐ近くにいると、仕事の時間ずっと緊張して作業するため心身ともに持ちません。
「夜寝たくない」「朝になって欲しくない」と思うこともこのタイプの特徴です。
これが原因で体を壊す人も居ると思います。
《労働ブラック》体を壊すまで働かされる
私が居た会社がこのタイプです。(笑)
特にSEやプログラマーは今でもこの労働時間の不規則・過剰が多く「うつ病」「体調不良」になる方が多いです。
この会社で働くと最初は「疲れて眠る」ことが多いのですが、次第に「エネルギー切れ」になり、「うつ病」「無気力になる」タイプのブラック企業です。
みな最初は「頑張ろう!」と思うのですが、それに見合う給料や待遇がなければやっていけません。
このタイプのブラック企業は人を人として扱わないので、真っ向勝負をせずにすぐに転職することをおすすめします。
ブラック企業で辛いと感じたら「転職」の準備を始めた方が良い
自分が「今のブラック企業で働くのは辛い」と感じたならば、それは素直な感覚です。
ブラック企業に勤めていて「これからどうするか」と考えた時に、やっぱり1番重要視することは「自分の感情」です。
嫌いな会社や嫌な会社にずっと在籍すれば、そんな会社にいる自分すらも嫌になってしまいます。
自分が「嫌だな、辛いな」と感じたことは、やはり自然な気持ちであり間違ではないのです。
ですが、転職は時間も手間も掛かるので、本当に「今の会社は辛いな」と思っている方だけですよ。
自分が「辛いな」と本当に感じていれば、それは十分転職するキッカケになります。
私もそれが原因で会社を辞めました(そういう人は結構多いです)ので、恥ずかしいことでも何でもないです。
パワハラや過剰労働は「健康」や「命」にも関わるので、自分で行動できる意識がしっかりとしている時に早めに活動をした方がベストです。