「自分はどんな仕事が向いているのだろうか」と誰でも悩むことがあります。
この時には「どうすれば自分に向いている仕事が見つかるんだろうか」と多くの方が探し方や見つけ方に困るはずです。
では、どうすれば探しやすく、見つけやすくなるのか、それについて少し考えてみます。
自分の向いている仕事の見つけ方・探し方は「自分の過去」を探ること
自分の向いている仕事は未来ではなく「自分の過去」にあります。
特にどんなところを見れば良いのかというと、大きく2つあります。
子供の頃、時間を忘れてやり続けていたことは向いている仕事に関係している
自分の向いている仕事の見つけ方としては「子供の頃、時間を忘れて夢中でやっていたこと」を思い出してみると見つかることがあります。
子供の頃に時間を忘れてやってしまうほど好きだったことは、大人になっても時間を忘れてやってしまえることが多いのです。
「好きこそものの上手なれ」というように、自分がこれをやりたいと思うようなこと、自分が好きなものは上手くなりやすいです。
プロ野球選手は朝から晩まで野球をしていた少年がなる職業ですし、魚屋も魚が好きでないと一年中魚に携わるわけですからやってられません。
ですから、子供の頃を思い出して自分が夢中でやっていたことや好きだったことを考えると、自ずと向いている仕事が見つかることがあります。
子供の頃に夢中で自然を追いかけていた人は、自然に関する仕事が向いていることもありますし、小さい時に飼っていたペットが死んでしまい獣医を目指す人もいます。
子供の頃は感性が素直で、大人のように邪心が入りませんから、その人が持っている本質が出やすいのです。
ですから、一度子供の時のことを思い出してみると、自分が本当に向いている仕事を見つけることができるはずです。
他人に褒められたことがあることは向いている仕事に繋がっている
小さい時または大人になるまでに「他人に褒められたことがあること」は向いている仕事かもしれません。
仕事はある意味「他人の評価」です。
自分で「これじゃ全然ダメだ」と思っていても、他人が「これは素晴らしい!」と思えば、それは仕事になるのです。
ですから、他人から褒められることは、その人が向いている仕事(他の人よりも優れている仕事)だと言えるわけです。
他人が褒めることは、本人が自覚をしていなくても優れていることがありますから、意外と気づきにくいことでもあります。
出来れば1人ではなく、周りの人から「よく褒められていること」はさらに向いている仕事だと言えます。
自分が評価するのではなく客観的に評価してもらうことなので、信頼性も高いと言えるでしょう。
一人旅で見つからない理由は「未来」しか見ていないため
自分の向いている仕事を見つけるために「一人旅」をする方がいますが、一人旅では自分の向いている仕事を見つけにくいです。
自分の向いている仕事は「過去」にヒントがあり、20年近く生きてきた中で何かヒントになることがあるからです。
一人旅では「未来」について考えてしまうので、向いている仕事というよりも、頭の中で考えたやりたい仕事に繋がります。
今の自分は「過去の積み重ね」ですから、「これからどうしたいか」という気持ちでは向いている仕事が探しにくくなります。
むしろ、「自分の過去は何だろうか」そして、「それを通じて自分は何をしたいか」という風に未来に繋げてあげる方が自然だと思います。
「これから旅をして見つける」というよりも「今までの私はどんなようであったか」「何が好きだったか」という過去のことを見てみると、向いている仕事も見つけやすいです。
ですから、一人旅をするなら未来を見るよりも、自分の今までは何だったかを旅をしながら見つめていくと自分に向いている仕事が見つけやすいでしょう。
もし見つかったら
多くの人は「自分が何の仕事に向いているのか」ということを曖昧なまま過ごしてしまいますし、生涯見つけられないこともあります。
もし「これは自分に向いているんじゃないか」と思える仕事が見つかれば、それは非常に幸運なことです。
その時は転職をされたり、副業として挑戦するなど新しい行動をされると良いと思います。
人生は一度しか無いため後悔のない行動をするようにしましょう。