私も元SEの端くれでしたが、ITやWEB系の転職は専門のエージェントがいます。
このページは
「ITやWEBにも転職エージェントってあるの?」
「ITやWEBエンジニアはどんなエージェントが良いの?」
「初めての転職で不安だから、エージェントに相談したい」
そんな方におすすめの記事を紹介していますから、興味がある部分は参考にして下さい。
まず今回紹介しているIT/WEB業界向けの転職エージェントです。
総合型(全職種)のエージェントにはリクナビが有名ですが、ITやWEB系専門のエージェントには以下の3社があります。
- レバテックキャリア:IT/WEB関係者専門のエージェント。まず最初に登録しておきたい。
- マイナビエージェント:対応の良さが評判。こちらも最初に登録しておきたい。特にSier・SEの方。
- ワークポート:IT系で設立され10年以上の事業実績。可能ならば登録しておきたい。
レバテックはITエンジニアやWEBクリエイターのための転職エージェントです。
まずIT系の方なら、ここには登録しておきましょう。
またマイナビエージェントにもIT系やSier/SEの方の転職に力を入れています。
ここにも登録されると良いでしょう。
ワークポートについては現在は総合型(全職種)ですが、元々IT系のエージェントとして設立されたため紹介しています。
結論から言うとこの3社を勧めています。
私の体験:ITエンジニアやWEBクリエイターの転職は大変です。
私もそうでしたが、ITエンジニアやWEBクリエイターは面接する人事とのやりとりが大変です。
元々専門的な業界ですから、まず一般の方では理解できない横文字が飛び交います。
私も自分が携わった案件について面接相手に説明できましたが、少し仕様の異なる他社のシステムを面接で聞いても「これは何のことかな?」と具体的に理解することが出来なかったことがあります。
IT・WEB系は世間では一括りにされますが、実は意外と業務が深いんですよね。
デザイナーやイラストレーターの方はポートフォリオを提出できますが、エンジニアの方はそれが困難です。
特にエンジニアは企業機密があり、前職で作ったプログラムを見せることは出来ませんし、また企業のシステム環境や使用する言語も職場によって異なりますから、面接官の話を理解できないこともあり大変です。
ですから、面接をした後に「この職場で大丈夫かな」「自分のスキルで対応できるかな」と非常に悩みやすい面もあると思います。(私もやってみないとわからない点が多く不安でした)
どの業界にも特有かもしれませんが、特にITやWEB系は環境や言語が様々です。さらに特にWEB系は移り変わりが早いこともあります。
面接では自分がやってきたことや今出来ることを面接官に伝え、転職先の企業で何をするのか、どんなシステムを使っているのかを具体的に聞き出すことが転職後も満足して勤めていくには大事なことになると思います。
そういう意味では、自分で求人を探す転職サイトよりもエージェントサイトの方が、専門のコンサルタントを挟むため面接や転職先の職場での参考になる情報が得られるはずです。
転職に不安がある方はITやWEB系のエージェントを利用されることもおすすめです。
もちろん、求人サイトや人脈を利用して就職されることも結構ですが。
次にエージェントを使いたい方にエージェントサイトの選び方について紹介します。
ITエンジニアやWEB系クリエイターの転職エージェントの選び方
ITエンジニアやWEBクリエイターの方にも他の会社員の方のようにエージェントの選び方があります。
【選び方の要点】
- 複数登録をしてリスクヘッジする
- ITやWEB業界関係者が専用のエージェントを利用する
この2点について、それぞれ解説していきます。
複数登録をしてリスクヘッジする
まず1つ目に関して、複数登録をすることは2つの目的があります。
- 幅広い求人から選択できる ⇒ 転職者が希望に沿った求人を見つけやすくなる
- エージェントによる過干渉を防ぐ
この2点です。
転職エージェントによって検索できる求人やコンサルタントから提案される求人が異なります。
転職者としては、多くの求人から選ぶ方が自分の希望に叶う求人を見つけるにはその可能生が高くなるので得策です。
転職エージェントサイトではどうしてもエージェントであるコンサルタントの影響を受けてしまいます。
一部の営業の強いエージェントの中には、本人が希望していない求人にも推してくる場合があり、エージェント企業自体の評判が良くても、運悪く悪い担当に会うこともあります。
これは転職エージェントが属人型(担当のコンサルタントに左右される)のビジネスであるという側面であり、本人ではどうしようもない、まさに運に左右されることでもあります。
こういったエージェントに遭った場合には本部に連絡して担当の変更措置を依頼するか、こちら側からエージェントを切る(辞退)必要があります。
決してエージェントの言いなりになることもありません。
ITエンジニアもWEBクリエイターも転職エージェントの商品ではありません。
確かに、転職エージェントを使う上では一時的にエージェントの商品となり転職活動を行うことで、就職を有利に運ぶことが出来ますが、就職する企業までエージェントに左右される必要は無いのです。
このように、ITエンジニアやWEBクリエイターが転職活動を成功させるためにも、エージェント企業の複数利用はリスクヘッジに必要です。
ITやWEB業界関係者が専用のエージェントを利用すべき理由
転職エージェントには総合型と専門型の2種類があります。
ここでITエンジニアやWEBクリエイターが専門型のエージェントを使って欲しい理由があります。
- IT・WEBエンジニアやデザイナー・ディレクターは専門職であること
- 総合型ではエージェントがIT業界に詳しくないことがある
- IT・WEB企業もIT業界専用のエージェントに求人を出す
まず「IT・WEBエンジニアやデザイナー・ディレクターは専門職であること」が理由です。
ITやWEB業界はプログラミング言語が豊富であり、環境変化が激しく、専門性が高い業界です。
そのため、総合型ではエージェントがIT/WEB業界に詳しくないことがあり、転職者が納得して転職活動をできなかったり、安心感を持てないことがあります。
またIT/WEB企業も専門職の人材を募集する時には「専門のエージェントに求人票を提供する」ということが関係しています。
大手のサイトでは営業や事務職といった幅広い求職者層が求人を閲覧しますから、採用効率が悪くなります。
企業としても多くの求職者から求める人材を選択したいので、効率を考えると専門的な転職エージェントに求人を掲載したいと思うのです。
専門的なエージェントの方が量や質も良くなる傾向にあります。
そういった理由からIT/WEBのエンジニアやクリエイターは専門の転職エージェントを利用されることが得策です。
ITやWEBのエンジニアやデザイナーは専門職ですから、専用のエージェントに登録しましょう。
【登録しておきたい③社】IT・WEB関係者向けのおすすめの転職エージェント
ITやWEBのエンジニアやデザイナーの方が登録しておきたい転職エージェントを3社紹介します。
レバテックキャリア (まず登録しておきたい)
レバテックキャリアはITエンジニアとWebクリエイターに特化した転職エージェントです。
ITやWEB業界特有の専門用語(例:パッチ,コンパイル)にも精通しているため、エンジニアやクリエイターの方が安心し納得した転職活動ができます。
また特徴としては転職者転職内定率を高めることを目的に転職者のスキルや職務経歴をヒアリングします。これは本人が重要なスキルだと思っていなくとも企業にとっては評価ポイントとして見ている可能生があるからです。
ここで得られた内容はエージェントが作成する「企業への推薦状」に利用され、ITエンジニアやWEBクリエイターの内定率の向上に一役買っています。
レバテックキャリアはIT系の転職エージェントでは有名です。
ITエンジニアやWEB関係者の方は、まず最初に登録しておきたいエージェントサイトと言えます。
特にこんな方におすすめです
- ITエンジニアやWEBクリエイター全般
- 初めて転職を考えるITエンジニア・WEBクリエイター
- 転職活動に不安を感じ、サポートを受けたい方
マイナビエージェント (IT/WEBエンジニア向け)
マイナビエージェントのIT/WEB関係者向けの転職エージェントです。
Sier/SE/WEBエンジニア/プログラマの方などが利用されており、大手SIerからメーカー、ゲーム・WEB業界への転職が可能です。
マイナビは他のエージェントよりも比較的対応が良いという評判がありますから、事務的な対応ではなく熟考した上での転職活動をしたい方に向いているでしょう。
特にこんな方におすすめです
- 対応を重視されたい方
- キャリアアップを考える方
- Sier/社内SEの方
ワークポート
ワークポートは10年以上の転職エージェントでの実績があり、元々はIT系やゲーム業界のエージェントとして設立されています。
そのため総合型のエージェントではありますが、IT業界は大手からベンチャーまで幅広い求人が揃っています。
上記の2社(レバテック/マイナビ)を登録しても気に入る求人が掲載されていない場合は、こちらを利用されてみると興味の湧く求人が見つかるかもしれません。
特にこんな方におすすめです
- 対応を重視されたい方
- キャリアアップを考える方
⇒ ワークポート
要点:今回の転職エージェント
このページの要点を整理すると、
- ITやWEBのエンジニアやデザイナーは専門の転職エージェントを利用する。
- 複数登録をして紹介される求人を幅広く入手しながら転職活動をする。
ということです。
その上で今回紹介した転職エージェントは
- レバテックキャリア:IT/WEB関係者専門のエージェント。まず最初に登録しておきたい。
- マイナビエージェント:対応の良さが評判。こちらも最初に登録しておきたい。特にSier・SEの方。
- ワークポート:IT系で設立され10年以上の事業実績。可能ならば登録しておきたい。
の3つです。
転職活動を成功させるためにも転職エージェントやサイトを上手く利用していきましょう!
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