会社員の頃に大変疑問に感じたことは、「満員電車なのになぜ冷房を入れないのか」ということです。
私は暑い満員電車が大嫌いでした。私以外にもこのことを不思議に思った人は多いのではないでしょうか?
もっと苦手な方はハンカチやタオルを持って満員電車に乗る方、貧血や苦しさを感じる人もいると思います。
乗ったことがない方がいるかもしれませんが、満員電車は朝でも夜でも暑いんです。
外の気温が20℃でも満員電車に入ると「30℃近くあるんじゃないか」と思うほど体感温度が高いんです。
温度だけではなく人間の吐息による二酸化炭素濃度や圧迫感などがあり「嫌だな」と感じさせる要素が満載です。
夏場はどんな車両でも冷房が効いており涼しいのですが、4月5月・6月の梅雨の時期、10月の秋の初めなどは冷房を入れない満員電車が多く有りました。
この時期は真夏ではありませんが、利用者の私の実感では満員電車内の空気がモワッとしており、車内はお世辞にも快適とはいえない空気になっています。
私から言わせてもらえば「夏よりも暑い車内」であり、この時期は冷房が効いていない時が多いので真夏のように安心して満員電車には乗れませんでした。
真夏は絶対に冷房が入っているので安心できるんです。
しかし、中途半端な季節(5月や10月など)では気温が高くても冷房が入っていない場合が多いんです。
同じ路線でも電車を一本ずらすと車内の温度が違うということがよくあります。
私は「なんで満員なのに冷房をかけないんだろうか?」といつも疑問に思っていたものです。
実際には電車の空調は設定温度がありますが、車掌は設定が出来るならもう少し融通を利かせても良いと思います。
涼しい顔した車掌が満員電車の人ごみの向こうに見えると「頼むから冷房入れてくれよ」と。
「そっちとこっちでは体感温度が違うんだよ」と言ってやりたくなります。
「冷房は夏に使うもの」という考えがありますが、こういったところをもう少し融通が効くようになれば鉄道会社のサービスも良くなるのではないかと思います。
追記
また冬も暑いです。満員電車なのに暖房を入れるのはやめて欲しい。
せめて送風などの空調を入れて欲しいです。
利用者は冬の外の気温に合わせてコートを着ていますから、暖房が効いていると逆に暑くなります。