「お金をもらう限りは一生懸命働く」ではなく「お金に見合った労働をする」ようになれば良い

スポンサーリンク

日本では、「お金を貰うかぎりは一生懸命働く」という価値観が蔓延している。その例としては、時給が低くてもバイト時間は手を抜かずに仕事をすることや自分の業務以外の仕事も手伝うことなどがあるだろう。

もちろんその価値観は素晴らしいことであり、こういった奉仕精神が日本独自の細かなサービスを生み出してきたという側面は否定できないだろう。実際に日本には「おもてなし」という言葉があり、これは対価を必要とするサービスとは別の概念である。

しかし、物事には両面があるようにこの価値観が裏目に働くこともある。対価に見合っていないサービスは労働者を疲弊させるだけでなく、健康を崩すものを生み、最終的には景気までも鈍化させる

わかりやすい例えを言うと、「掃除のアルバイトをしても対価がお握り一個では空腹を凌ぐことはできず、この状態が続けば掃除をした本人は体調を崩し、そうなればこの人が生み出す労働力や所得分の消費も消滅してしまう」ということだ。

 

真面目な労働者や責任感がある人間ほど「鬱病」になりやすいというように、対価に見合っていない労働(サービス)は社員に負担を与えてしまい、健康を害する者も出てくる。

労働と対価が本人が納得できる差のレベルであれば問題ないが、本人がその差異に違和感や嫌悪感を持っている場合は精神的にも影響が出る。

精神疾患の労働者が増加すれば医療コストが増加して社会保障費用を押し上げるだけでなく、本来その人が労働することで得られた所得やそれに伴う消費も無くなってしまう。

実際に今の労災申請をした精神疾患患者数は増加の一途である。

 

またこういった労働が一般的になれば、社員はその労働を続けても自分が搾取されている分を何とか取り戻そうと思うためにどこかで手抜きや不正を働く可能生もある。

それはそのサービスや製品の品質を低下させてしまうことや企業の信頼の失墜にも影響する。

「風が吹けば桶屋が儲かる」のように、労働者を疲弊させれば、景気や経済までにも影響を与える。

労働者への対価が充分ではない高サービスが日本中で普及すればするほど、この影響も広まる可能性が高い。

本来どの企業も高サービスや高付加価値のために行なっているのだが、労働者も別の企業にとってはお客様という視点が無いために、一体誰のための経済なのかもよくわからない状態に陥っている。

 

ブラック企業が繁栄すると国家も危うくなるのでは?

ブラック企業の問題は単に労働者の権利の迫害というだけでなく、社会問題にも発展し、ひいては国家そのものを弱体化させるだけの蓋然性も含まれている。

私が前回述べたように「労働者は消費者」でもあり、「自分の会社の社員は別の企業にとってはお客様」でもあるわけだ。

利用して感じた「転職サイトと転職エージェントの違い」とは?
転職エージェントと転職サイトの比較一覧表 私も転職サイトを以前使っていたが、個人で行なう作業が多いため非常に大変だった。 転職サイトの利用だけでは、履歴書で何を書けば良いのか、面接では何を聞かれるのかも全て自分で考える必要がある。 ...

 

日本ではブラック企業の問題が蔓延っており、そこで働く会社員は充分な給料や待遇もないままに日々労働している。

それは実は「個人単位(ミクロ)でも問題だが、国家単位(マクロ)でも問題になる」というのが実際のところだろう。

 

もし対価に見合わない職場で働いているなら転職も視野に入れた方が良い

今現在、異常な程の低賃金や残業の嵐で働かせるような企業に居る場合は、転職も視野に入れた方が良い。そういった企業では社員を使い捨てにすることに対して抵抗がない。

こういった企業に長居していては、あなたの体の健康や精神的な衛生状態まで壊してしまう可能生がある。

当サイトでは転職のエージェント企業を比較しているため、転職を考えている会社員の方には参考にしてもらいたい。エージェントサービスにはもちろん一長一短があるのだが、転職活動という孤独な戦いをサポートしてくれる味方でもある。充分上手に活用して欲しい。

 

 

 

 

コメント