巷に溢れる「集中力をアップさせる方法」では、「チョコレートを食べる」・「サプリを飲む」などありきたりな情報が多いです。
でも、薄々感じられていると思いますが、それって根本的な解決策ではないですよね?
仕事や勉強をする時に、一生チョコレートを食べることになりますし、毎日サプリを飲むかと言ったら、それはおかしいですよ。
人はみんな集中力を持っていて、それが発揮できないことには理由があります。
そこで根本的に集中力を改善する方法を紹介していきます。
集中力の源は「体」の力
集中力は目に見えないもので、よく分からないと思います。
集中力の源って何でしょうか?
実は集中力の正体は「体の力」です。
体の力は②種類
体の力には大きく2種類あります。
活動する力
みなさんが考える「パワー」「力」と思って良いです。
これは「走ったり」「遊んだり」「勉強したり」と、何かの活動をする力ですね。
この力が活動の源でもあるので、無くなってしまうと活動することができなくなります。
この力は休むことで回復されます。
休む力
ほとんどの人が考えていないものが「休む力」です。
これは「睡眠の質」「睡眠時間」というように、休息とそれを十分にするために必要な力です。
この力も活動の源でもあるので、無くなってしまうと十分に休むすることができなくなります。
こちらが問題で休む力が落ちると、休んでも十分に休めなくなります。
その結果、活動する力が無くなり、やる気がなくなって無気力になっていきます。
この「活動する力」「休む力」があると集中力を発揮できる
この「活動する力」「休む力」が十分な時に集中力を発揮できます。
そしてどちらかが欠けると集中力は十分に発揮できなくなります。
集中力とは、シーソーのようなもので「活動する」「休む」が円滑に繰り返される時に出るんですね。
どちらかが欠けてしまうと、「体が働きっぱなし」になったり「体が働かない」状態になり、集中力が出なくなります。
体の状態が良好であることが集中力を発揮するには1番大切ということです。
ほとんどの人は「活動する力」ばかりを高めようとすることが集中力が起きない原因
ほとんどの人は「集中しよう」と活動する力ばかりを考えています。
ですから、集中力が上がらないんですね。
この「休む力」という考え方が無いと、活動する力を上げることができませんし、体調を崩したり病気になった時に困ってしまいます。
休む力が落ちていると活動する力が回復しないので、どんどんと調子を崩していきます。
だから、体の力をアップさせることが集中力を増やすために必要です
ここまで書いたように、「体の力=集中力」です。
ですから、体の力をアップさせることが集中力を高める鍵になります。
「休む力が十分にあり、活動を行ない、そしてしっかりと休む」これを繰り返していくと、体の持つ集中力を高めることができます。
そして、このシーソーも小さく揺れるものよりも、大きく揺れる方が「大きな力」で活動し、休むことができます。
集中力はこの活動と休息の「シーソー」がしっかりと機能しないといけません。
そのために「活動する力」「休む力」をアップさせていきましょう。
集中力アップのためにやること
集中力アップのためには「2つの力(活動する力・休む力)」が重要だと書きました。
ここでは、その「2つの力」をアップさせて、集中力を高める方法を紹介します。
体を休ませること
集中力アップのためには「体を休まること」です。
休ませることで「体の休む力」も上がっていきます。
1番は睡眠を取り、ストレスを避けてのびのびとすることです。
しかし、先ほどのシーソーの例のように健康な人の場合はむしろ体を動かす方が良いです。
何をすればいい
体の調子を崩していないならば、しっかりと「活動をすること」です。
今このページを読んでいる人も、外回りの仕事をした日や学校の運動会があった日には疲れきって夜にはグッスリと眠ったと思います。
これと同じように「活動する力と休む力のシーソー」がしっかりと働く状態を作りましょう。
「外でランニングをする・家から駅までは歩いてみる」など日中に体を動かすと夜には良く寝られますから、十分に休むためにはしっかりと日中に活動すること。
もし徹夜をした・無理が続いている場合は十分活動しているのですぐ休むようにします。
そして、しっかりと休みを取って睡眠や休息の質を上げて下さい。
体の調子を崩している場合は次を参考にして下さい。
体を治すこと
体の調子を崩している人は「休んでも休む力」が上がりません。
そのため集中力も上がらない状態になります。
この場合、「休む力」がかなり落ちており、いくら休んでも「休む力」が回復しない状態です。
私もSEを辞めた時にこんな感じでしたが、体に症状がある人や寝込んでしまった人に多いと思います。
何をすれば良い?
体の休む力を上げるには「体を治すこと」です。
体が壊れている状態では、集中力の源である2つの体の力が発揮できません。
頭が痛い・お腹が痛いと仕事も試験も集中できませんよね?
それと同じように症状や病気になると、集中して何かをすることは困難です。
ですから、体を治します。
治すには、世間で言う「サプリ」「健康食品」「医学」ではなく、「整体」「鍼灸」「カイロ」「オステオパシー」「民間療法」というように体に直接影響するものです。
体そのものが調子を崩しているので体そのものを治さないといけません。
体の機能が崩れているので、体の機能を担う構造を治す必要があるんですね。
だから、抑える目的がある薬ではダメでした。
私もそうでしたが、「体の構造が壊れる⇒機能に影響⇒症状」となりますから、痛み止めや炎症止めのような症状を抑えるものではダメです。
体そのものを治す必要がありました。
こうすると体が元に戻ってきます。
そして、休養と療養を繰り返して、回復が見られたらリハビリを開始して私生活が送れるようになり、最終的には集中力アップにも繋がります。
私の場合は興味深いことに、しっかりと体を治すと以前よりも集中力がアップしたと実感します。
これは集中力が体の力を源にしているからだと言えます。
体を鍛えること(活動をする)
集中力アップのためには体を鍛える(日中に活動する)ことです。
体の活動する力を高めるためには、しっかり休むことが必要です。
この場合はしっかりと活動するために休息をとっておくということ。
何をすれば良い?
しっかりと活動するには睡眠の「質・時間」が大事です。
これらが十分でないと、日中の仕事や勉強で十分に活動することができません。
ですから、まずはしっかりと寝ましょう!
「仕事で忙しい」「勉強で毎日大変」「受験勉強がある」場合は、睡眠時間を削るのではなく、むしろしっかりと眠って日中に活動した方が効果的です。
「スマホやパソコン、ゲームは遅い時間までやらない」「仕事や勉強など夜の遅い時間に脳を興奮させない」というように、睡眠の時間と質を高めてストレスになる環境から離れるようにして、休むことに意識を起きましょう。
まとめ:健康的な生活が集中力アップに大事
「よく寝て・よく食べて・よく働く」というように、体を良い状態に保つようにしておきましょう。
そうすることで、体の活動する力と休む力がしっかりと発揮されるので、仕事や勉強の集中力にも大きく貢献します。
もしいくら休んでもダメな場合は「体を治す」ことです。
体が治り、回復すると以前のように集中力を持って仕事や勉強に取り組むことができます。