お金は大事ですが、お金のためだけに働くことはおすすめしません。
お金のために働くと、いつかお金持ちと実感できるようになった時に「虚無感」に襲われます。
ここではお金のためだけに働くと「なぜダメなのか」「どうなるのか」について紹介します。
お金のためだけに働くと人生の目標を失います
お金のために働いていると人生の目標を失います。
この理由には
- お金は手段であり目標ではないこと
- お金だけに固執してしまう
- お金を持った時に虚無感で一杯になる
からです。
人生つまらないと感じてしまう原因も同じです。
⇒ 「人生がつまらない」と思うなら、社会や国のために生きるという大きな視点を持つと変わります。
人生の多くの時間は「仕事」です。
大人の人生の時間のほとんどは仕事です。
その時間をどのように過ごすかによって人生も大きく変わってきます。
人生の大半の時間を過ごすわけですから、その仕事の動作や考え方が体に染み込んでくるわけですね。
俗に言う「職業病」というものです。
「お金が一番大事」「お金だけが欲しい」と仕事をしているとお金には縁があります。
毎日お金のことを考えるので、お金の情報が寄ってきますから。
人に指図をする仕事や命令する仕事をずっとしていると、私生活でもそのようになってしまいます。
仕事は私生活にも影響が出てくるんですね。
「お金のためだけに働く」とお金に人生を引きずられます。
そのため、お金のためだけに働いていると人生までお金に引きずられてしまいます。
人生の多くの時間で
「お金を得るためにどうするか」
「どうしたらもっと金持ちになれるか」
としか考えなくなるんですね。
確かにお金は大事ですから稼ぐことは問題ないですよ。
生活する上でお金は必要なものですから。
しかし、お金のことしか考えないことが問題です。
先ほども述べたように、お金のことだけに焦点がいくので「本質」を失ってしまうのです。
例えば、事業でも「利益率」に目がいってしまい、その商品やサービスが本当に世の中に価値があるかを見失ってしまいます。
顧客や世の中を無視してしまうので、会社が儲かっても世間は良くなりません。
日本産と称して外国の格安食品を偽装して販売すれば、会社の利益にはなります。
しかし、「三方よし」という考え方から見れば「客と世間は損、会社は得」になり、全く良くないのです。
他にも個人単位でも見ても、家庭を顧みずに働いていると家族から愛想を尽かされてしまいますし、お金だけを考えていると個人も品がなくなってしまいますね。
お金だけを追って生きると、いつの日かお金持ちになった時に「俺今まで何してたんだろう」「これからどうすれば良いんだろうか」となりやすいのです。
そこには「本質」が無いからですね。
私もある場所で聞いたのですが、最近はお金持ちにも「何のために生きているのか分からない」「お金持ちになって目標を失った」人が多いという話を聞きました。
これもお金を人生の主目的にしてしまったため、それが満たされた時に心が「空っぽ」になってしまったのです。
このように、お金だけを追って生きるとお金に引きずられる形で人生が導かれていきやすいのです。
お金はあくまでも「手段」であり目的ではないです。
ここまでに書いたように、お金はあくまでも手段であって目的ではないのです。
お金が目的になると人生の充実感はもちろん、また仕事のモチベーションが上がらない原因にもなります。
お金を稼ぐことが問題ではありません。
それだけになることが問題です。
お金はあくまでも「結果」として付いてくるもので、お金の先にある「本質」を大事にすることです。
「お金のためだけ」ではなく「そこで何かを達成できるか・得られるか」も大事です。
お金は大事なものですが、それだけになってはいけません。
その仕事や活動を通して、金銭とは別に「何を達成できるか」「得られるか」が重要です。
仕事では「この仕事はどんな価値があるのか」「どんな人の助けになるのか」「もしこの仕事がないとどうなのか」を考えてみる。
こうするとその仕事の意義や本質が分かってきます。
事業でも「この仕事は世間の役に立っているか」「本当に必要な仕事か」と考えていくと、お金では得られない満足感や自分が存在することの意義を見いだすことができます。
このようにお金を離れた場所に人生の目的や目標を置くと、これまでとは違った世界が見えてきます。
お金も大事ですが、その先にある仕事や事業の本質をいつも忘れずにいきましょう!
⇒ 人生楽しい人になるには?仕事や私生活などを大きく変える方法と考え方について