《競馬の外国人騎手ばかりでつまらない問題》自由化や規制緩和で事業の魅力が薄れると、会社や事業からお客さんが離れてしまう

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最近の競馬は外国人ばかりが勝つので楽しくないですね。
ルメールやデムーロは実力があると思いますが、まるでプロ野球界にヤンキースが入って来たような状態になっています。

 

結果が最初からわかるギャンブルは楽しくないですからね。(もうギャンブルではない)
これでは競馬好きな人が離れていってしまうのではと危惧します。

 

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競馬が走る前から結果が分かるギャンブルになっている

日本ではルメールやデムーロといった優秀な競馬の外国人騎手がいますが、未勝利から重賞まで多くのレースで勝っています。
しかし、競馬はギャンブルであって、最初から結果が予想できるとやはり楽しくないものです。

 

外国人が勝つ理由の1つは、良い馬が外国人騎手に回されることです。
外国人騎手は乗り方が上手いですし、鉄砲でも鞭で馬を叩くので日本人騎手よりも2~3馬身は違うと言われるほどです。

 

外国人は勝てる⇒強い馬をあてる⇒勝つ⇒お客さんも買いが集中するという状態です。
現在の競馬では、外国人騎手が乗る馬がほとんど上位を得るという状態になっています。

 

実際に2018年の京都はほとんどが外国人が競馬で勝ちました。

参考:新記録!京都競馬で外国人騎手が全12レース中11勝 最終Rで藤岡佑が意地の勝利

 

つまり、現状として「走る前から結果が分かっているギャンブル」という本質を失った本末転倒な事業になっています。

 

 

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このままでは競馬ファンも離れてしまう

これでは日本人の競馬ファンも離れてしまいますし、日本人騎手を目指す人も少なくなります。
最終的には大相撲と同じように「競馬の衰退」になってしまうでしょう。

 

ギャンブルはギャンブルだから面白いのであって、外国人騎手がほとんど勝っているとつまらなくなってしまうのです。
競馬は馬の血統や馬齢、牡牝センバ、ブリンカーの着用や騎手の個性、各場のコースなどから予想して当てるからロマンがあります。

 

ルメールやデムーロは鞭で何度も叩き、結果から分かるように馬の乗り方が上手いことは間違いないです。
しかし、競馬は個人競技なので毎回ルメールやデムーロが勝つと分かっているとつまらなくなります。

 

プロ野球チームであれば好きな球団の選手に外国人がいても構いませんが、ヤンキースが明日からセリーグに入ったらヤンキースが勝ってしまいます。
そうするとヤンキースばかりが勝ってしまい楽しくなくなります。

 

外国人が勝つので配当も低くなります。
ルメールやデムーロが乗ると1番人気の馬が来ても単勝で1倍~3倍で、その馬がよく来るのです。

 

それが続くと「またルメールか」「次もデムーロかな」とレースそのものがつまらなくなるのです。
当たっても配当も低い、あまり外れない状況なのでギャンブルの面白さがなくなってしまうんですね。

 

こうやっていくと競馬ファンが減っていきます。
次第に「CMで如何に演出するか」「いかに若い人を取り込めるか」とマーケティングに走ることになります。

 

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もうちょっと競馬ファンを考えて欲しい

もちろん馬主の気持ちも分からなくはありません。
馬を育成してレースに出すのにもお金が掛かりますから、馬を勝たせないといけません。
それにレースで勝って賞金を稼ぎたいとも思うはずです。

 

しかし、1番大事なのは顧客でもあるのです。
競馬であれば馬券を買うお客さんです。

 

私が以前、書いたように企業や組織は利益を追求しすぎると、事業の魅力が薄れてしまい、お客さんが離れてしまいます。
さらにはその国の文化の発展や成長を阻害するということです。

 

 

馬主やそれに関わる人は儲けますが、お客さんが事業に魅力を失ってつまらないと感じるので「木の根っこが腐る」ようなものです。
これではお客さんが減少して、競馬そのものがつまらないものになります。

 

 

最近はこういった「お客さんよりも利害関係者を儲けさせる事業」が目立つようになった気がします。
競馬も同じようになりつつあると感じています。

 

競馬も仕組みを変えて一強のような状態を辞めさせれば、離れたファンが戻り、もっとファンが増えるのではないかと思っています。

 

 

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