自分探しをする良い方法は「あなたの過去」を知ることです。
今の自分は過去の積み重ねですから、自分を知りたいと思ったら過去を知ることが1番です。
よく「海外に一人旅」をして見つけようとしますが、自分が育った場所や子供の頃を思い出すほうが理想的です。
海外に行ってもそこに自分はいませんから、自分が居た場所で探されるほうが自分のことに気がつきやすいです。
【自分が見つかる】自分探しの方法③つ
自分探しをするには③つほど方法があります。
①幼い頃に育った地元へ行くこと
自分探しをする時は「自分が育った地元に行く」と良いですよ。
自分とは、未来ではなく過去にあるものです。
ですから、自分が育った地元には【あなたを知るヒント】があります。
自分が生まれた土地や育った地元は、今日までのあなたを作ってきたものです。
あなたが今日まで生きて来た中で積み重ねてきたものが沢山あるんですね。
「俺…そういえば小さい時あんな夢を持っていたな」「私、昔はもっと素直だったな」と地元に帰ると思い出すことがあるでしょう。
地元に行くと【場所があなたに記憶を思い出させてくれる】んですね。
場所があなたに思い出させてくれるものがあり、それを知ることで自分がどうであったかを思い出すことができます。
一方、海外や自分が居なかった場所では自分を探すことは難しいです。
その場所には自分が居なかったからですね。
自分探しでは「海外に一人旅」をすることよりも、自分が育った地元を訪れるほうが賢明です。
②子供の時好きだった事を思い出す
自分探しをするときの方法として「子供の頃に好きだった事を思い出すこと」です。
どうしてか、それは人間の本質は変わらないからです。
あなたの子供の頃に好きだった事は、あなたの本心から好きなことです。
自分が何が好きなんだろうと迷ったら、自分が子供の頃に好きだった事を思い出すと自分探しにつながります。
子供の頃は嫌なことは全くやらずに、周りの目も気にせずに好きな事をやっていたと思います。
子供は正直で感性が豊かですから、好きな事はやりますし、嫌なことはしないものです。
ですから、この子供の頃に自分が好きだと思って続けていたこと、やっていたことはあなたの本質に近い部分で好きことと思っていることです。
子供は大人になるにつれて教育を受けて周りの目や環境を気にするようになります。
これは例えるならタマネギのようなもので、成長するに従って本質(芯)を皮(教育や社会性)で隠してしまいます。
お金も社会性もしがらみも無い子供の時に好きだったものは「素っ裸のあなたが本当に好きな事」です。
いくつも皮をめくると芯があるタマネギのように、あなたの本質も子供の時に最も出やすいんですね。
これを忘れてしまうから時間が経つに連れて自分探しをすることになるんですね。
子供の頃を思い出すと、
「そういえば写真が好きで毎朝早く写真のために出かけていたな〜」
「最近はやってないけど、編み物が好きで学校で賞を取ったな〜」
「お父さんにお願いして電車をよく見に行ってたな〜」
と何か思い出す物があるはずです。
これを思い出すと自分の将来の職業や持ちたい趣味、本当は何が好きなのかを知る上で大きく役に立つでしょう。
自分探しをするときには「子供の頃に好きだった事」を思い出しましょう。
できれば①の「育った地元へ行くこと」も合わせると、特に思い出しやすいでしょう。
③生まれ:星座をヒントにする
意外と聞かない話ですが、自分探しをする時に「自分の生まれた星座」を見る方法もあります。
生まれは過去よりもずっと前のことですが、生まれた時の星の配置は人に影響するかと思います。
これは星座によって人の性質が異なるからで、あなたの自分の星座を知ることで長所や短所、自分探しにもつながります。
私はSEをしていましたが、かつての職場では「水瓶座/双子座」が異常に多く居ました。
これは星座で見ると風の星座で水瓶座はメカに強く、双子座は言葉や論理に強いという特徴があります。
それまでの噂ではプログラマーには双子座が多いなんて言われていましたが、本当にこのタイプが多いことに驚きました。
他にも牡羊座ははっきり物を言い正義感が強く、牡牛座は五感が優れ食べることが好き、蟹座は人気があり情に脆いなど身の回りを見ても頷ける特徴が沢山あります。
「星座は占い」という範疇で物事を考えてしまいがちですが、この生まれの持つ特徴を活かすことで特に職業などに迷った時に役に立つはずです。
自分探しでの注意:してはいけないこと
自分探しでしてはいけないことを2つ紹介します。
①「未来を見る」「これから」という視点で考える
「未来を見る」「これからを考える」は、自分探しではNGです。
これはお金を得るという観点では正しいかもしれませんが、自分探しでは間違いです。
自分探しの際には過去を見ないとダメです。
自分探しでは、それまでの自分の過去を見ることが大事になるんですね。
さっき述べたようにあなたは「タマネギ」のようなものです。
今日までの積み重ねがあなたですから、未来を見ても自分は見つかりません。
「これから何をしようか」よりも「これまでの自分ってどうだったんだろう」と考えるほうが自分探しには向いています。
自分探しの時は「未来」ではなく「過去」に目を向けましょう。
②頭で理解しようとする
自分探しは頭で考えてもダメです。
カフェでいくら考えても自分は見つからないんですね。
大事なことは「肌で感じること」「直感で悟ること」です。
「そういえば俺ってあーだったな」「私って実はこうだったのね」と言うように、肌で自然と感じることが大事です。
地元に帰って小さい時に通った小学校へ行ってみたり、子供の時に夢中なって熱中したものを触ってみること。
頭で考えて自分を探すのではなく、現地に行ったり自分で実際にやってみること。
自分探しは今日までの過去の時間を探すことですから、自分の体が覚えていることを掘り起こすことです。
頭で考えるとどうしても余計な思考が入ってきます。
「自分がこうありたい」という願望が邪魔をするので、自分探しには適さなくなるんですね。
頭でっかちに考えるのではなく、自分の内側から核心を持って「私はこれが好きだった」「俺はこれなら出来るかも」と思えるものを見つけましょう。
自分が見つかると強みも分かってくる
自分が見つかると「自分の強み」も分かってきます。
自分の強みとは、今のあなたから派生したもので、そして今のあなたは過去の積み重ねで生きています。
つまり、自分の強みを知るには自分の過去を知ることが大事になるんですね。
自分の過去を見れば自分が何が好きなのか、何が得意なのか見えてくるものがあります。
先ほど書いたように、自分の子供の頃や過去はあなたの本質に最も近いものです。
その本質があなたと他人を分ける「強み」でもあるんですね。
子供の頃から外を駆け回っていた子は大人になっても外に出たいと感じるものですし、細かい作業が得意だった子は大人になっても細かい作業が上手なものです。
小さい時に愛犬が亡くなってしまった子は将来獣医を目指したりしますね。
過去を知って自分探しをすることで、自分の強みも見つかっていきます。
漠然と強みを見つけようとするのではなく、まず自分の積み重ねである過去に目を向けられるともっと早く自分の強みが見つかるでしょう。
自分探しの後は、自分磨きの方法へ
自分探しで自分が見つかったら「自分磨き」をしましょう。
自分磨きと言っても難しいことではなく、自分がやりたいと感じることをやるだけです。
ここでは自分磨きの方法をいくつか紹介しておきます。