このページは
「好きなことの見つけ方って何だろう?」
「私も好きなことを見つけたいな…」
と悩まれている方向けのページです。
自分の好きな事の見つけ方はあります。
ただ一般的には「好き」=「好きな事」と漠然と考えてしまうので、よく分からないことが多いですね。
もう少し具体的に考えてみると「自分の好きな事」が見つかります。
そこでこのページでは「好きな事の見つけ方」を④つ紹介したいと思います。
好きな事とは何?それは【エネルギーを使いたいと思うこと】
好きな事の本質とは「自分のエネルギーを使えること」です。
「自分で作ってみたい」「もっとやってみたい」「夢中になって時間を忘れられる」と思うことです。
一方「興味ないなぁ」「関わりたくないなぁ」と思えることは、好きな事とは言えません。
「好きな事を見つけたい」と思う方は、きっと多いと思います。
実は好きな事の見つけ方には複数の方法があります。
それを具体的に④つの見つけ方で紹介していきますので、まだ見つかっていない方は参考にどうぞ。
好きな事の見つけ方は④つあります。
自分がこだわりを持ちたいもの・こと
実は「自分がこだわりを持ちたいこと・もの」は「好きな事」でもあるんですよ。
誰でも「これだけは譲れない!」「絶対に◯◯ならこうしたい!」と強いこだわりを持つものやことがあるでしょう。
「自分がこだわりを持ちたいこと・もの」が「好きな事」である理由は、「こだわり=情熱」だからですね。
そして、その「こだわる」ために色々と思考を練ったり、時間を使ったりと労力を使っているはずです。
この時間や労力を使ってでも「こだわりたい」と思える事が、実はあなたにとって好きな事なんですよ。
「こだわる」ということは、本人にはそれにしたい理由があるんですね。
そういった理由を持って、取り組みたいことはあなたが積極的に関与したいことなんです。
そして、情熱は何かにかける「エネルギー」ですから、あなたがエネルギーをかけてでも選びたいものなんですよ。
一方、興味が無いものもありますね。
例えば「洋服なんて着られれば良いよ」「飯なんて食えれば良い」と。
こういった無関心なものは「エネルギーを使いたくないもの」、つまり情熱を傾けられないものです。
こういったものは本人にとって「好きな事」ではないんですね。
どう見つければいいのかと言うと、自分の生活を1つ1つ見つめ直してみて下さい。
「私、洋服だけは誰にも負けないこだわりがある」「俺、野菜が好きで絶対に新鮮なものしか食わない」と、ありきたりなことでも大事です。
自分がこだわりを持っている事を見つけてみて下さい。
自分が子供の頃に好きだった・夢中になったこと
「子供の頃に夢中になったこと」は「好きな事」でもあるんですね。
さらに特に大人になってから探すよりも、あなたにとって本質的なものである可能生が高いです。
誰でも子供の時に興味を持ったことがあると思います。
例えば、
「土日はお父さんにお願いして山に連れてってもらってたな。ゲームより自然の中で遊ぶことが好きだったな」
「ボランティア活動が好きで人の役に立つ事が好きだったな」
と、それぞれ思い浮かぶ事があるとでしょう。
この理由は「子供の頃は大人よりもあなたの本当の姿に近い」からです。
子供は純粋で、感性も周囲の環境に影響されず、あなた自身が好きだと感じた物に興味を持ちます。
大人になると社会環境や周囲のことを考えてしまい、仕事を決めるときもお金やステータスなどを考えることもあるでしょう。
しかし、子供は自由に好きな物や事を選びますね。
やりたくないことはやらないですし、やりたいことがあれば一日中やっていることもあります。
この子供の頃に夢中でやっていたことが「あなたの素直な好きな事」なんです。
あなたから余計なものを取り除いた時に、あなたが好きだと思える事です。
どう見つければいいのかと言うと「自分が子供の頃に興味を持ったもの」を探す事です。
もし、自分の家に押入れや倉庫があれば昔好きだった事のヒントがあるかもしれません。
また自分が子供だった昔の写真を見たり、親戚に聞いてみる事もヒントになるはずです。
自分が積極的に関わりたいと思えること
「積極的に関わりたいな」「これはもっとやってみたい」とあなたが素直に感じることは、あなたが好きな事です。
理由は、あなたが自然とエネルギーを傾けられることだからです。
最初に書いたように、好きな事=自分のエネルギーを注げる事です。
関わりたい・もっとやってみたいと感じることは、あなたが能動的にエネルギーを使っていますね。
これはあなたの気持ちが自然とそうさせるもので、この「自然とそうさせる」とは、あなたの本心が思ったことです。
好きな事は、「お金が貰える」や「社会的なステータス」ではなく、「あなたの心」が決めることですね。
この「あなたの心」がよく表れているものに、この「積極的に関わりたいこと」があるんですね。
積極的に関わりたいと思うことは、あなたの本心として好きな事です。
どう見つければ良いのかと言えば、俗な言い方では「心がときめくこと」です。
感動とも驚嘆とも言えますが、見たり触ったりした時に自分の心が動かされるものがあなたが好きなことです。
身の回りでこのように「心がときめく」ようなことを見つけましょう。
疑問に持つ事
「疑問を感じること」は、あなたが普段からよく考えていることです。
「まあ、どうでもいいや」ではなく「それは本当かな?」「本当はこうじゃないの?」と自分の中で引っかかる事はあなたの中で納得いかないことですね。
疑問を感じる事の全てではありませんが、納得いかないということは、あなたの中にその納得できないことに対してある程度の「答え」があるからですね。
例えば、貧しい人を見て「社会は人を幸せにする仕組みであるべきだよな」と感じたり、カフェでケーキを食べた時に「ケーキは甘すぎると美味しくないんじゃないかな?」と疑問に思うことです。
こういったことは、すでにあなたの中で答えがあるから思うことです。
疑問を持つということは、それに対しての知識や教養があるということです。
知識や教養が無いとそれについて考えることができませんからね。
「ケーキがどうでも良い」と思う人はケーキのことは考えませんし、「お寿司なんて食えりゃ良い」と考えている人はお寿司のことに疑問を持つこともありません。
言い換えると、疑問を持つものは、あなたが今日まで生きて来た中でそれを考えてきたということですね。
先ほど紹介した「こだわりを持ちたいこと・もの」のように、これはあなたがエネルギーを使える事でもあるんですよ。
あなたが「どうでもいいや」と無関心に思うことではなく、「本当はこうした方が良い」と関わりを持ちたいと思うことですから。
こういった疑問を持ったことの中には、あなたがこだわりを持っていたり、本当は積極的に関わりたいと思っていることが隠れていることがあります。
深められる事
「これはどういうことだろう?」「どうすればもっと良くなるんだろう?」
こういった知的好奇心が刺激されることは、あなたが深く知りたいと思う事です。
人は嫌いな事にはなかなか手が付かないものですが、好きな事に対してはそれを「深めたい」「もっと知りたい」と思うものです。
これはあなたが積極的に関わりたいとエネルギーを使える事なんですね。
嫌なことには関わりたくない、時間を使いたくないと思いますが、「知りたい」と感じることに対しては積極的にエネルギーを使ってしまいますよね?
歴史の人物だったり、海の生物環境だったり、雑貨や小物だったり、また好きな異性のことだったり。
「もっと知りたいな」と思うことは、あなたがエネルギーを使うことを厭わないことなんです。
つまり、これはあなたが好きな事だと言うことができるんですね。
【意外と気がつかない】他人が褒めてくれること
学校の先生や地域の人、友人や会社の人から
「◯◯くんはボールを遠くまで投げられるね」
「味見もしないでこれだけの料理が作れるとはスゴいね」
「君の物事の着眼点は素晴らしいよ」
と褒められた事があると思います。
こういったことには、あなたが好きな事が隠れていることがあります。
もちろん褒められたことの全てがあなたの好きな事ではないんですが、褒められた事の中にあなたが好きな事が隠れている事があるということです。
褒められるということは「他人よりも優れていること」です。
「他人よりも優れていること」はあなたの素質でもあるんですね。
他人より優れていることは生まれつきのものや努力したこともあるでしょう。
生まれつきは良いとして、努力してレベルを高められるものはあなたがそれだけエネルギーを注げることができたということ(好きな事)。
嫌なことや嫌いなことは人並みにこなせても高めることは難しいんですね。
無関心なことは「深めたい」「関わりたい」という情熱がありませんから、人並み程度になってしまいます。
そして、特に何もしていない・やっていないのに褒められることは、生まれつきの才能です。
生まれつき=本当のあなた自身ということですから、後天的に伸ばしたものよりもあなた自身に近いこととも言えます。
好きな事は、周りの誰かが決めることではなく、あなた自身が知っていることです。
生まれつきの才能は、あなた自身に最も近いものですから、好きな事を探す時にはまず探して欲しいことです。
つまり、生まれつきのものも努力して高めたものも「あなたの素質」に根差したものです。
それが他人から褒められることで、ふと気がつくことがあるんですね。
どう見つければいいのかと言えば、他人から褒められたことを思い出しましょう。
その時に、
「そういえば小さい頃から手先が器用でよく褒められたな」
「暗記が得意で日本の地名と特産品をよく覚えていたな」
「料理なんてやったことないけど、昔から包丁裁きが得意だったな」
と褒められたことと関係する記憶があるはずです。
「やったことがないけど他人から褒められていた」「自分では普通だと思っていたけど周りから褒められた」ことは、本当はあなたが好きな事かもしれません。
こういった褒められた事から好きな事が見つかるキッカケになることがあります。
好きな事を見つけよう!
以上で④つの好きな事の見つけ方を紹介しました。
他にも見つけ方はあるでしょうが、上記の例を参考にして自分を見つめ直してみて下さい。
好きな事の共通点はエネルギーを注げるかどうか、そしてそれを見つける具体的な方法がこの4種類です。
好きな事を早い時期に見つけ、それを情熱をかけて発展させましょう。
それはきっとあなたのためにもなりますし、ひいては社会や多くの人にも貢献するようになるでしょう。
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