このページは
「俺、努力したいんだけど全然ダメだ…」
「なんでこんなことすら出来ないんだろう…」
と悩まれている方向けのページです。
結論から言うと【努力ができない根本的な原因は、情熱を注げないから】です。
そのためには「情熱を注げること」を見つけると、自分が努力できることが見つかります。
その見つけ方ももちろんあります。
「努力したいけどできない」根本的な原因
根本的な原因は「情熱を注げない」ことだからです。
情熱を注げることであれば、時間を忘れて努力ができます。(もう努力とは言わない領域です)
小さい頃、男性であれば「ゲーム」、女性であれば「人形遊び」などをしたと思います。
その時に「このゲームは努力して頑張らなきゃ!」「お人形遊びは毎日の努力が必要!」と考えましたか?
きっと考えてないですよね。
何も考えずに無我夢中で時間を忘れてやっていたはずです。
こういったことは疲れないですし、やればやるほど「もっと知りたい」「もっと深めたい」と思っていたんじゃないですか?
これが情熱を注げることです。
ここまで来ると「努力している」というよりも「好きだから毎日やっている」という状態ですね。
仕事をやっていて「この仕事、なんか努力できない」「努力する気が湧かない」と思うのは情熱を注げないものだからです。
もちろん、この「情熱を注げるもの」は人それぞれ違います。
ラーメン作りに情熱を注ぐ人も居れば、アクセサリー作りを熱心に取り組む人もいます。
例を出すと、会社を創業するベンチャー企業や中小企業の社長には、自分が情熱を捧げられる分野で起業した人が多いです。
これは起業を大きくする上で情熱が必要であるためですね。
同じように、一般の方でも努力が出来ない根本の理由は「情熱を傾けられない」からです。
言い換えると、「情熱を注げること」であれば「無我夢中に努力できる」ということです。
「努力したいけどできない」具体的な原因
先ほど「努力をするには情熱が注げることが必要」だと書きました。
しかし、情熱を注げることであっても努力したいけどできないと感じることがあります。
以下はそのケースです。
結果が出ない
情熱を持って取り組んでも長い期間結果が出ないと努力することは難しいです。
特に仕事であれば現実的にお金が必要になりますから、結果が出ないと苦しくなっていきます。
情熱を注げる好きな仕事でもお金にならないと、目標が達成できないので努力することが馬鹿馬鹿しくなるんですね。
ただ趣味の場合はお金や成果を求めないことが多いので、この限りではありません。
「努力する方向」が間違い
努力する方向を間違えているとどんなに頑張っても成果が出ませんよね。
特に事業の場合は顕著に影響が出ます。
例えば、毎日添加物を使わない美味しいパンを作っても、誰もいない秘境でこっそりとやっていたら口コミを広げてくれるお客さんも来ません。
この場合は宣伝や露出、店舗の立地戦略が本当は必要ですね。
このように間違った方向にばかりひたすら努力していても成果が出ません。
特に事業や仕事などは趣味と異なり生活に影響するので、結果が出ないことに対して段々と鬱憤が溜まり、やがて努力することが嫌になってきます。
努力するそのもの自体が向いていない
努力できない理由に、努力するそのもの自体が向いていないということがあります。
例えば、論理的思考が苦手な人がプログラマーを続けにくいですし、コミュニケーションが嫌いな人が営業を続けていくことは難しいです。
自分が向いていないことに対しては、エネルギーを使うことが難しいんですね。
ですから「なんかこの仕事努力できないな…」と感じてしまいます。
最初は「自分に向いている」と思って始めても「やっぱり違ったな」と思うものがこのパターンです。
特に新卒で入った会社や大学の学部、趣味の教室などに多いです。
その理由は下でも書いていますが、「大人になって自分の頭で考えたこと」が関係しています。
自分が努力できないものはあまり伸びない、成長できない
「自分が努力して取り組めない」ことはあまり伸びなかったり、成長できなかったりします。
理由は努力は「情熱・熱意」でもあり、これが根本だからです。
この情熱や熱意が新しい挑戦をしたり、新商品を作ったり、業務の改善には必要です。
かつて駅の自動改札機で切符を横に入れると詰まってしまうというトラブルがあり、研究者は日々開発に努めましたが改善方法が見つからないことがありました。
ある日、釣りに行った時に川に流れる横向きの葉っぱが川の石にぶつかり、縦向きに方向が変わったことから改善方法が閃いたという実話があります。
このように日頃から情熱や熱意を持って取り組むことは、天から降りて来たようにアイデアが浮かぶことがあります。
それには日頃からの熱意や情熱が必要なんですね。
努力できないことは「こなす」ことは出来ます。
しかし「こなす」ことでは「高める」「改善していく」ことが難しい。
先ほどの例のように「深めて」「挑戦し」「もがく」うちに、新しいことが見つかるものです。
「こなす」ことは熱意や情熱を持って取り組むことに対して「使うエネルギー」が少ないんですね。
ですから、努力ができないことは「こなす」ことはできても、それを「高めていく」ことは難しい。
だからこそ、自分が努力できる(熱意を注げる)ことをやったほうがやっぱり良いんですね。
自分が努力できることの見つけ方思い出し方
自分が努力できることの見つけ方思い出し方は簡単です。
それは子供の頃に好きだったことです。
子供の頃は非常に純粋ですから自分が好きなものや関心を示すものに素直に反応します。
子供は自分の意志が最も表れやすい時期です。
そして、これが大人になっても続きます。
子供の頃に自然の風景写真を夢中で撮っていた子は大人になっても自然が好きですし、電車が好きで毎日電車の先頭に乗っていた子は成長しても電車が好きなものです。
このように自分の核心がよく表れる子供の時期に関心を持ったこと、好きだったことはあなた自身の本質に最も近いものです。
だから、子供の頃に好きだったことは、自分が本当に好きなことなんです。
一方「大人になってから自分の頭で考えたこと」は外れることが多いです。
これは自分とは関係ない社会性や外部環境を考えて選んだ結果だからです。
自分が「それを好きかどうか」よりも「別のキッカケ」から選んでしまうからですね。
情熱を注げるかどうかよりもお金やステータスなど「本当の自分とは別のところ」で選ぶからです。
ですから、自分で努力できることを探すには「自分の子供の頃」を思い出すことです。
「私、自然が好きでよく山に旅行へ行こうと両親にお願いしてたな〜」「俺、小さい頃から人を助けるボランティアが好きだったな…」と昔を思い出すと何か【ヒント】があるはずです。
こういったヒントを思い出すことが、自分が努力できることを見つけるには必要です。
これが見つかれば、後は無我夢中でやっていくことだけですから。