「やりたい仕事」とはどうやって見つければ良いのか、何がやりたい仕事なのか分からないという方が多いと思います。
このページでは「やりたい仕事」について意見していますので、参考にして下さい。
人にとって「やりたい仕事の特徴」は大きく2種類あります。
「やりたい仕事」とは、その人が自然に「やりたい」と感じるものです。
この自然に感じるということが重要で、何かの義務で行なうものや頼まれて行なうもの、生活上必要で行なう物は「やりたい仕事」とは言えません。
お金が少なくても、時間がかかっても、体力が必要でも、その人が「やりたい」という気持ちがあれば、「やりたい仕事」だと言えます。
やりたい仕事の特徴とは主に2種類ありますので、それぞれ紹介していきます。
「熱中して時間を忘れて出来る仕事」「気がつくと夜になっている仕事」
1つに熱中して時間を忘れる仕事、作業にのめり込んで気がつくと夜になっている仕事は「やりたい仕事」だと言えます。
みなさんも子供の頃、友達と遊んだりゲームをしたりしたと思いますが、自分が能動的に行なう時間はすぐに過ぎてしまいます。
一方、やりたくない仕事は時間の経過が長く感じてしまい、いつも仕事がいつ終わるかどうかばかりを気にしてしまいます。
人はやりたくない仕事については時間の経過の感じ方まで変わってしまうのです。
人は楽しい時間はすぐに過ぎてしまい、反対に苦痛な時間は長く感じる生き物です。
この時間の経過をどのように感じるかということは、その人のやりたい仕事かどうかを判断する上で重要な材料です。
その仕事によって何かを成し遂げたいと思える仕事
「その仕事をやって何かを成し遂げたい」と思える仕事は、その人にとってやりたい仕事だと言えます。
例えば、「お金持ちになりたいから起業する」「患者さんを治したいから医者になる」といったものでも「何かを成し遂げたい」と思う気持ちがあれば「やりたい仕事」と言えます。
一方、「この仕事をしてどうしたいかというのは特にない」というのは「やりたい仕事」ではありません。
それは普通の仕事です。
やりたい仕事の根本には「自分の感情」がありますから、この仕事によって自分の感情が満たされる物であれば「やりたい仕事」と言えるのです。
やりたい仕事の見つけ方は「子供の頃」を思い出してみると良いかもしれません。
「やりたい仕事」とは何なのかといえば、その人が自然に「やりたい」と感じるものです。
その自然な感情を1番持っているのは、実は「子供の頃」です。
子供の頃には親に頼んで物を買ってもらったり、ダダをこねてどこかに連れて行ってもらったりしたと思います。
その時は余計な感情からそのようにしたのではなく「子供心に自然と欲っしたこと」だと思います。
この時の素直な感情が「その本人にとって【やりたい】と感じること」なのです。
子供の時のほうが「感性が研ぎすまされている」ので、大人になってから考えるよりも正しい可能生があります。
子供は素直で正直なので「嫌なこと」はしない、「やりたいこと」をするのです。
ですから、まずはご自身の子供の頃を思い出してみて下さい。
その時に「そういえば自然が好きで野鳥を追いかけていた」「本当は魚が好きで田舎の漁港で毎日魚を買っていたな」と思うことがあるでしょう。
それはその人にとって「やりたい」「気持ちが籠る」仕事です。
子供の頃のようにお金や現実を考えない時期に没頭して出来ることは、「やりたいこと」です。
私の友人に子供の頃に飼っていた犬が死んでしまい、それをキッカケに獣医になった友人がいます。
彼は小学校の時に犬が死んでしまったので、その時から獣医を目指したようです。
これは彼が「動物を救いたい」という気持ちから「獣医になりたい(やりたい)」と思ったために、「やりたい仕事に就いた例」と言えるでしょう。
ここで大人になると「やりたい仕事で喰えるか」「やりたい仕事が見つかるか」と考えてしまいますが、これはやりたい仕事を見つける上では邪魔になります。
まずは邪念を捨てて、自分が本心からコレをやりたいと思えることを探していく必要があります。
やりたい仕事が見つかったら、それが事業として成り立つか、事業にできるか、市場として需要があるかを考えていきましょう。
もし大人になった今でも自然に「やりたい」と思えることがあればそれは「やりたい仕事」です。
もしかしたらそれは趣味かもしれませんが、趣味を仕事にした人も沢山います。
鉄道マニアが鉄道関連のwebメディアを作ったり、絵を書くことが好き過ぎて絵本作家になったという例もあります。
ここまでを整理すると、
- まずは子供の頃を思い出してやりたいと思ったことはあるか
- 大人になった今でも自然にやりたいと感じることはあるか
考えてみる必要があります。
やりたい仕事が分からないという人は実は多いです。
やりたい仕事が分からないという人がいるでしょうが、そういった方は実は結構多くいます。
仕事に「やりたい」という価値を見いださずに、ただこなすだけと考えている人もいるくらいです。
どうして「やりたい仕事」が分からないのかというと、上記で説明した「子供の頃の機会」が掴めなかったからです。
子供の頃には習い事や受験、それに学校と言う教育システムがあり、本人が心からやりたいと思うことに時間や力が避けないのです。
ですから、本当にやりたいことを見つけられなかった、見過ごしてしまった人が多くいるのです。
しかし、まだ大人になってからも見つけることができます。
お金や現実を考えた邪念を捨てて、子供の頃のような純真な心でやりたいと思うことを見つけましょう。