「なんか今の仕事でずっと働きたくないな」
「この仕事はしたくないな、もう無理」
と誰でも悩むことがあるでしょう。
今はブラック企業もありますし、そうでなくても自分の将来に悩むことが多いですよね。
仕事が終わって悩んだり、平日の朝が億劫になるなら自分の気持ちを大事にした方が良いですよ。
無理なものは無理、出来ることは出来るとメリハリをつけたほうが健全です。
「働きたくない」「仕事したくない」と長く感じている時の解決方法の1つは「一時期にニートになる」です。
ニートでも無職でも良いのですが、こうすることでむしろ「仕事の良さや素晴らしさ」「自分が本当にやりたいこと」を見つけるキッカケにもなりやすいです。
「働きたくない」「仕事したくない」と思ったら、自分の気持ちは大事にした方が良い
「働きたくない」「仕事したくない」と感じるような仕事はやっぱり合っていませんよ。
自分が素直に感じることは「大事」にしてあげたほうが良いです。
会社勤めは辛いことが多いですからね、今でもパワハラやブラック就労とかキリがないです。
なおさら「自分に合わない仕事」+「働きたくない仕事」は続かないでしょう。(元SEの私が経験済み)
関連:■「会社を辞めたい..」「仕事に疲れた…」と思ったら素直に「自分の自然な気持ち」を大事にした方が良い。解釈を変えてもその仕事は続きません。
また25歳を過ぎると会社の仕事にも慣れてくるので「そういえば俺、何がしたかったんだろう」と考えることも出てきます。
この時期も新卒で入った会社で唐突に仕事の不安や悩みを感じやすいですから。
関連:就職して25歳以上になると「俺(私)いったい何がしたいんだろう」と思い悩むことがあるはずです。
もし「この仕事私には絶対続かない..」「もう本当に働きたくない」と強く悩まれた時には一時的にニートになることも方法としてあります。
ニートになると「気がつきやすい」というメリットがあるからです。
仕事の良さや素晴らしい面であったり、自分が本当にやりたいことに気がつくキッカケになりやすことですね。
人間は生きている限り何らかの仕事をしていきます。
会社員だったり自営業だったり農業や漁業だったり、それは様々です。
続かないことを無理して我慢するよりも、一度リタイヤして再度挑戦することが良い場合もあります。
そのほうが仕事の良さと自分を見つめ直すことで、もっと充実する人生を送ることだってできますから。(もちろんニートになる場合は、ある程度貯金や生活のことを考えておく必要はあります。)
ちなみに、
「今の仕事は楽しいぜ、最高!」
「この仕事で本当に良かった!」
こういった人はそのまま続けて下さい。
それが向いているでしょうし、楽しいと感じる仕事は続きますから。
ニートになるメリットがある
一時的にニートになるメリットがあります。
特に体調を崩している人や仕事が限界に感じた方は考えたほうが良いかもしれません。
メリットとしては
- 体が健康になる
- 思考が明瞭になる
- 平日の朝が楽
- 嫌な上司と合わないで済む
- 理不尽が少ない
- 腰が痛くない
- 日曜日の憂鬱がない
- 仕事の良さ・有り難みが分かる
- 自分がやりたかったことが分かる
と沢山あります。
黒の太字は何となく分かるでしょうから、その中でも今回はこの「仕事の良さ・有り難みが分かる」「自分がやりたかったことが分かる」について書きます。
ちなみにニートの生活ってどんなの?
生活は人によってそれぞれですが、ニートの生活は毎日が「土曜日」のようなものです。
祝日でも休日ではなく土曜日です。日曜日だと翌日が仕事なのでどこか憂鬱ですが、土曜日のように明日も休日という意識がニートになると実感します。
ニートの生活は
- 平日の朝は8時に起きてご飯を食べ、少しお茶を飲んで午前から動き出します。
- その後、本屋に行ったり、ネットでニュースを見てから昼食を取ります。
- 午後は30分程休んでから活動をし始め、体を動かしたり遠出をしたり。
- 夕食を食べてゆっくりしてからニュースや各自勉強をして早めに就寝。
こういった生活になります。(人それぞれですが)
全く家から出ないニートもいれば、勉強をしたり外出をするアクティブなニートもいるかもしれません。
大体の生活はこんな感じで、みなさんが想像できる範囲です。
一度ニートになると「仕事の有り難み」がわかります。
1番言いたいこと、それは一度ニートになると「仕事の有り難み」がわかることです。
ちなみにこれは「ブラック労働が素晴らしい」「サービス残業万歳」というものではないですよ。
ニートになると社会性を無くして周りとの関係が切れるんですね。
そうすると今の生活から切り離されて、仕事から一時的に解放されます。
そうなると「仕事って本当は良いものだな」と感じます。(前職ではなく仕事の本質について)
仕事を辞めてニートになると「仕事してないと退屈だな」「俺…このままで良いのかな」「何か世の中を良くすることに挑戦したいな」と感じるようになります。
仕事はしんどいことも多いですが、「仕事自体はそれほど嫌でも無いな」って思うんですよね。
誰かのためになったり、助けになったり、それでお金を貰うこと自体は素晴らしいことで、そのためなら汗水流したい。
「働きたくなかったけど、働かないと仕事の良さがわかるな」
「俺はやっぱりオフィスワークより直接人と関わる仕事が良いな」
「もう少し世の中に貢献できる仕事はないかな」
こう感じられるキッカケに実は「ニートになる」ってことがあるんですね。
「やっぱり働こう」「今度は違う仕事にしよう」と働きたくなかった自分から働く意欲が出てきます。
皮肉なことに、働いている時に気がつかないことが一度宙ぶらりんになることで仕事の良さや素晴らしさが分かるんですね。
仕事の良さを実感するには、現状から一度逆方向に触れる必要があります。
つまり「仕事から離れる」これが大事です。
働いている人が辞めたり、働いていない人が働きだした時に感じる「変化」のことですね。
仕事をしていると仕事の良さが感じにくいんですよ。
例えると赤色の旗に水色があるとハッキリと分かりますが、ピンクや紫があると分かりにくいですね。
恋愛も同じですね、恋人の良さがよく分かるのはその恋人がいない時や失恋した時です。
仕事も同じで、仕事を辞めた時に仕事の良さについて改めて実感します。
ニートになると仕事から離れるので、むしろ仕事を見直す良いキッカケになります。
特にブラックで働いている若い人は心身ともにやられる前に行動した方が良いです。
若いならまだまだやり直しがききますからね。
関連記事:「仕事を辞めたい」なら新卒や2年目でも行動したほうが良い。嫌な仕事やブラック企業は長く続きません。
ニートになると自分が本当にやりたいことに気づきやすい
もう1つ言いたいこと、それはニートになると自分が本当にやりたいことに気がつきやすいこと。
ニートになって精神的にも肉体的にも余裕ができると自分を見直す機会ができるからです。
ニートになると社会性を無くして周りとの関係が切れます。
実はこのしがらみも仕事も無くなると、自分のことを考えるようになるんですね。
それまでは「お金を稼ごう」「仕事を頑張らないといけない」と「意識が自分の外」に向いています。
しかし、先ほども書いたように仕事を辞めてニートになると「俺が好きなことって何だろう」「やりたいことって何だろう」と「意識が自分」に向くんですね。
仕事が嫌で辞めた人は反省から「自分」に一度意識を向けます。
ニートになると時間も体力も回復するので、また同じ轍を踏まないように考えることが増えます。
その時に「自分って何なんだろう」「本当にやりたいことって何だろう」って考えるんですね。
私もこの時に「俺の本当にやりたいことはSEじゃなかったんだな」と再度実感して、別の仕事にしています。
それまではどこか「明日も仕事か」「明日は早く出ない行けないな」と外のことばかりを見ていて、自分を見直す機会がそれほどなかったんですね。
時間と一緒に通り過ぎる毎日を繰り返していたので、そこには自分が不在でした。
きっと本当の自分自身から離れた仕事をしていたので、心のどこかでそれを拒否していたからだと思います。
そういったことが募って最後には爆発したのだと..笑
世の中には「自分探しの旅」という言葉があります。
これと同じように、ニートになると社会性が消え、時間と体力を自分のために使うことができますから、自分のことを見つめ直すことができます。
その時に自分の過去を見つめ直すと自分がやりたいことが見つかりやすいです。
(ちなみに自分探しも未来ではなく自分の過去を見る必要があります)
ずっと仕事をしていると「明日の仕事の準備」「出世」「お金のこと」で気がついたら歳をとっていることもあります。
ずっと外を向いている時間が多いからですね。
ニートになる1つの良さは、一度社会から切り離されるので自分が本当は「何がやりたかったのか」と考える時間が生まれます。
そして「これがやりたかったんだ」と気がつくキッカケになることです。
会社員の生活から離れると意識が自分を向きますから、一度ニートになることも悪いことでもありません。
どうやって好きな事・向いている仕事を探すのか
せっかくなら好きな事や向いていることを仕事にしたいと思う方がいるはずです。
好きな事と向いている事は似ていますが、見つける方法があります。
できればこれをニートの時に(むしろもっと早く)見つけるとやはり人生では良いですね。
そうすれば無駄に過ごす時間が減りますから。
好きな事も向いている仕事も「自分の過去」を見ることが大事です。
特に子供の頃に好きだった事は大人になっても好きですし、子供の頃に褒められた事は大人になっても向いています。
「これから何がしたいか」よりも「これまで何が好きだったか」「子供の時の自分は何が好きだったか」を見た方が良いです。
現在は過去の積み重ねですから今=過去でもあるんですね、だから「今何がしたいか」は実は過去に関係しているんです。
そして「子供の頃」という視点も大事です。
子供は感性が豊かで素直であり、あなた自身がありのままを生きた時代です。
子供の頃に夢中でやりつづけたことは、素っ裸になった時のあなたが好きな事です。
本当のあなたが好きな事は、今考えなくても子供の頃に「もう知っている」んですね。
ですから「未来」「これから」よりも「今まで」「過去」をよく見て探された方が見つかりやすいです。
「三つ子の魂百まで」と言葉があるように、人はそれほど大きくは変わらないものですから。
以下は好きな事の見つけ方です。
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以下は向いている仕事の見つけ方です。
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