元SEとして現場で見て感じた「システムエンジニア・プログラマー」に向いている人と向いていない人の違いを紹介します。
参考程度に見てくれると嬉しいです。
【働いて感じた】システムエンジニアやプログラマーに向いている人の特徴
システムエンジニアやプログラマは「論理的思考力が大事」と巷では言われています。
しかし、どんな人なのか分かりにくいですよね。
では、私が実際に職場で活躍していたシステムエンジニアやプログラマーから「論理的思考力がある人はどんな人なのか」について具体的に紹介したいと思います。
今現在思いつくことでは、
- 双子座と水瓶座(風タイプの星座)
- 言葉でのコミュニケーションが得意(よくしゃべる/おしゃべりな人)
- 目より耳での情報処理が優れている
です。
意外かと思われますが、これが私が働いていた職場ではです。
双子座と水瓶座(風タイプの星座)
不思議なことに私が居た職場では「双子座」「水瓶座」が多かったです。
他にも天秤座や山羊座がいましたが、風の星座と呼ばれる「双子座・天秤座・水瓶座」は圧倒的に多かったです。(約7割もいました笑)
同じように営業部についても誕生日を聞いたのですが、この傾向はありませんでした。
むしろ営業マンはこの星座が少なかったです。
ここで思ったのですが、星座によってある程度の向き不向きはあるのだろうと感じました。
プログラマーやエンジニアというとテレビドラマなどでも冷静で論理的な役が多いですが、あれはまさに風の星座の特徴です。
私がいた会社でも特にプログラミングが優秀な社員はこの風タイプの星座です。
世間では「星座占い」程度に言われていますが、誕生した時の星の並びは人間に何かしろの影響を与えるのではないかと思います。
言葉でのコミュニケーションが得意(よくしゃべる/おしゃべりな人)
世間ではプログラマーというと「長髪で眼鏡をかけて無口なチェック柄のオタク」がパチポチやっているイメージがあるかもしれませんが、それは違います。
プログラマーは意外と言葉でのコミュニケーションを取ることが上手な人が多いです。
フワフワとした人よりもハキハキした人が多いんですね。
これは「話すことが好き」というよりも「話す力に長けている」という表現が正確だと言えます。
耳で聞いて言葉にすることが得意な人が多いので、みなハキハキとしています。
プログラムの仕様書をする作業には「論理的に整理する力」が必要ですが、この力がある人は「言葉でのコミュニケーションが得意な人」なのではないかと思います。
言い換えると「言葉での表現が曖昧」な人は向いていないかもしれません。
例えば、言葉足らずの人や言葉よりもイメージで理解する人です。
プログラムは相手が機械であり、緻密で正確にコーディングしないと機能しないものです。
言葉で正確に表現できる力が必要であり、それは「言葉でコミュニケーションする力」と何かヒントがあるのかもしれません。
目より耳での情報処理が優れている
世の中には「目」で情報を取ることが優れた人と「耳」で情報を取ることが出来る2種類の人がいます。
プログラマやシステムエンジニアは「耳が優れた人」が多いです。
「目が優れている人」はデザイナーや芸術家、美容師などこういった職業に向いていると思います。
これらの職業は「視覚」が大変重要ですから、これらが無いと向かないと思います。
一方、プログラマやシステムエンジニアは「耳が優れている人」のほうが良いです。
プログラミングをする時には仕様書に従って、プログラムを組み立てていきますが、この作業に「耳」が大事になります。
これは耳で聞いた言葉を「論理」としてプログラムに落とし込んでいく能力が、ITエンジニアやプログラマーには必要だからです。
この作業に向いている人が「耳」で情報を理解して論理的に落とし込める人なんですね。
何かを聞いた時に「イメージ」として捉えるのでなく、言葉の論理を追っていける人は向いてると思います。
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システムエンジニアやプログラマーに向いていない人の特徴
一方、私が見たところでは向いていない人の特徴はこうでした。
- 目で情報を収集することに長けている人
- 大雑把な人
- 五感が優れている人
目で情報を収集することに長けている人
私の経験では、目で情報を収集することに長けている人はプログラミングにはあまり向いていないと感じます。
目で情報を収集することに長けている人とは、耳で聞いた情報よりも目で見たほうが情報を理解しやすい人です。
こういった人は「アート」「美術館」「旅行」「風景」といったように「目で楽しむもの」が好きな傾向にありますね。
私の経験ではこのタイプの人はやや向かないことがあると思います。
と言うのも、プログラミングは仕様書の内容を「論理」で落とし込んでいくものです。
プログラミングする時に「理詰め」していくのですが、これが「目」の情報を頼りにする人にとって難しいんです。
一方、これが得意な人は「耳」が優れている人なんですよね。
言葉を聞いただけでプログラミングの全体像がわかるんです。
そのせいなのかシステムエンジニアやプログラマーに女性が少なかったと感じます。
女性で見た優秀な人は全員「理屈っぽい」「論理的」な人でした。
ITのエンジニア職に女性が少ない理由にこの「目」で理解する人が多いことが関係しているかもしれません。(私の経験ですが)
大雑把な人
プログラミングでは「大雑把な人」だと続かないと思います。
1文字間違えただけでエラーが出ますし、コーディングが終了したプログラムの仕様書の作成やテストの実施は作業が大変細かいですからね。
人と人との対話では会話に「過不足」があっても話は伝わりますが、ITは書かれているコードが全でですから容赦ないですよ。
たった1文字「;」を「:」と間違えただけでエラーになりますから、大雑把な人にとっては難しい職業だと思います。
五感が優れている人
ITのエンジニア職は五感から最も遠い場所で作業をしています。
ですから、五感が優れている人にとってはあまりにも無機質な環境に感じてしまうと思います。
オフィスワークの大半がそうかもしれませんが、五感が優れている人は「五感を最大に利用する仕事」の方が良いかもしれませんね。
例えば、飲食店やソムリエやバイヤーなどそちらのほうが満足できると思います。
システムエンジニアやプログラマーになるには?
まず「プログラミング」をやってみて自分に適性があるかどうかは確認しておいた方が良いと思いますよ。
ここで拒否反応が出るならシステムエンジニアやプログラマは難しいです。
⇒ 無料で使えるプログラミング学習サイト3選。簡単に勉強できるオンラインサイトがあります。
業務になると沢山のプログラミングコードを見ていきますから、それがストレスになりますからね。
毎日ストレスになる仕事は続きませんから、始めに「自分が続けていけるかどうか」を確認しておきましょう。
未経験からシステムエンジニア・プログラマー
SEやプログラマーは人手不足ですから業務未経験でも入社できます。
その場合は未経験向けの転職サイトやエージェントサイトを利用して転職・就職されると良いですよ。
どんな業界でも言えることですが、未経験から好条件の企業へ転職できるかというと難しいです。
最初は普通のIT企業に転職してから、スキルを身に付けて転職されると良いですよ。
私のかつての同僚もすでに転職しましたが、SEやプログラマの場合は「PHP4年」「SQL5年」と言ったようにスキルが明確になりやすい職種です。
上流過程など条件の良い企業もありますから、将来的にはさらに良い企業への転職も考えられると良いです。
⇒ 【別の仕事へ】未経験者向けのおすすめ転職サイトとエージェントサイトを比較していきます。
WEBエンジニアの場合
WEBエンジニアの場合は、全くのプログラミング未経験で入社することはやや難しいです。
SEと違って小規模なベンチャー企業や中小企業が多いですから、1から育てる余裕が無いことや即戦力を求めているように思えます。
もし未経験からWEBエンジニアになるには、まずプログラミングスクールなどで「転職保証(返金保証)」の付いたサービスを利用していきます。
未経験からなるには、まずここから始められると良いですよ。
⇒ 【無料から有料まで4選】元SEがエンジニア転職と学習におすすめするプログラミングスクール