IT化や商品・サービスで便利になった一方で、私達は「魚の捌き方すら」忘れてしまった

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私達がしてしまう最大の誤解は「人間は常に賢くなっている」ということです。

この数十年で企業のサービスや商品は溢れるほど販売されて、IT化によってキッチンの上で動画のレシピまで紹介されるようになりました。

かつて考えられなかったほどの便利な時代がやってきたのです。

 

しかし、これはこれで素晴らしいのでしょうが、寂しい事実もあります。

私達は本来知っておかないといけない技術も体に身に付いていないという事態になりました。

 

例えば、魚の3枚おろしです。
これは魚の料理をするには基本であり、刺身や唐揚げ、フライを作るには知っておかないといけません。

しかし、今はスーパーや鮮魚店のコーナーで「おろしサービス」があり、担当者が魚を3枚におろしてくれるのです。

 

また私の友人の女性に飲食店のメニューに載っていた魚の種類を聞いてみたところ、「サバ」を「いわし」と言っていました。
「さば」と「いわし」の見分けがつかなくても生きていけますが、「さばの味噌煮」「いわしの蒲焼き」といった料理を作る時には苦労してしまいます。

これらの料理は日本人に馴染みがあるものですから、一般家庭でもよく作られるものです。

 

このように、IT化やサービス、商品は私達の生活を効率化・便利にしてくれますが、私達そのものを豊かにしてくれるわけではありません。
この数十年で多くのことが商品やサービスによって代替された結果、むしろ人は覚えるべきことを知らなくなってきているのです。

特に体で覚える必要がある技術等は、商品やサービスで代替されてきています。

 

これによって今は出来る技術でも近い将来代替される可能生があります。
例えば、今後は洗濯物のアイロンロボットや自動調理器具などが販売されるでしょう。

その時は私達の世代は大丈夫ですが、将来の子供達はアイロンが出来ずに服もたためない子供達が生まれるはずです。

 

これを防ぐには

 

最近は多くのことが商品やサービスで代替されるようになりました。
私はこのことを多くの人が肌で感じていると思います。

ですから、その裏返しとして、最近では伝統技術や伝統工芸などが見直されたり再評価されているのではないでしょうか。

 

これに気づけば多くの人は、自分で何かをやってみるということに目覚めると思います。

そういう人が増えていけば、これから日本の社会や経済活動もさらに活発な物になっていくのではないかと思います。

 

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